食塩泉(ナトリウム塩化物泉)
口に含むと塩からく、海水に似た成分で単純泉とともに数多い温泉。
『熱の湯』とも言われますが、これは入浴すると体に食塩の粒子が付着して、汗の蒸発を防ぐため保湿効果が高く、 体がいつまでも温まるからです。
温泉1kgにつき、塩分15g以上含むものを強食塩泉といい、5g未満のものを弱食塩泉と区別されますが、 温度が低く濃度の高いものは水成岩地質から沸くのが普通で、濃度が高く高温の湯は火山性であり、地中深くから湧き出します。
効能は婦人病、リューマチ、神経痛、皮膚病、打撲によいとされる。
飲泉では、胃腸病、肝臓病、便秘によく、温めればいい病気に効果があります。
しかし、高血圧、腎臓病、心臓病などで、むくみをともなう時は飲用を避けた方がいいでしょう。
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温泉の条件
温泉法によると「温泉」とは地中より湧出する温水、鉱水、水蒸気、ガス(天然ガスは除く)で、温度が25度以上、 または1kg泉中に定められた量以上の成分を含んだものをいい、25度未満の鉱泉から42度以上の高温泉まではすべて温泉と呼ばれています。
泉質は含有成分によって分けられますが、その成分は多種多様です。
蒸し湯
それぞれの温泉地の環境や条件に合わせて工夫された療法です。
温泉湯熱や蒸気(スチーム)を発生させ発汗を促します。
首をだけを出して小さな木箱に入る「箱蒸し」『全身蒸し」「患部蒸し」や地熱利用の「オンドル式」がありますが、 どれもが新陳代謝を促進させ血行をよくします。
この方法だと水圧もかからず肌を痛めることもありません。
婦人病、痛みのある神経痛やリューマチ、また疲労回復や肥満症にもよいとされています。
日本人特有の病気である痔にも効果があって、山形の瀬見温泉の痔風呂は有名です。
しかし、肥満症によいだけに、激しい発汗作用があり、体内に熱がこもるので、高血圧や心臓病、動脈硬化症の人には不向きです。
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