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ため湯

源泉そのものが湯口から湯船に注がれる。

しかし、掛け流しにせず(あるいは掛け流しにできないために)、源泉を必要に応じて浴用に加熱して、 湯船にそのままためた状態で利用されるものをいいます。

多くの場合、「湯量が限られ、泉温が高くなくて、利用者もそう多くない」小さな一軒宿などで見られます。

ため湯は毎日の湯の入れ替えと清掃が欠かせません。

源泉蛇口付きで、湯を毎日完全に入れ替えているため湯ならば、鮮度はやや落ちても、湯船の湯は一応源泉そのものとなります。

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循環湯

一般的にろ過装置や、浴槽外に湯を循環させる方式を採り入れた湯船・浴槽を「循環湯」と呼んでいます。

浴槽内に1度注いだ湯を、浴槽外に取り付けたろ過装置などに送って浄化してから、浴槽内に再び循環させ、 繰り返し使用できるようにしています。

もちろん同時に新しい湯も常時補給されているはずです。

昨今では、私たちの入浴する温泉はこの循環湯がかなりの割合で増えています。

1週間~1ヶ月お湯を入れ替えなくていいので、施設側にとってはありがたいでしょうが、入浴客側としては喜ばしいことではありません。

温泉水のできるわけ

温泉は、水の循環現象がひとつの要素となっています。

大気中にある水蒸気は雨となって地上に降り、雨は地中にしみこんで地下水となります。

地下水はさらに川へ流れて海へ下ります。

そして海水は太陽熱に温められて水蒸気になり、再び雨になるわけです。

これが循環水説の基準ですが、地中深く浸透した水は、地球内部に潜在する高温、高圧のマグマにも吸収されます。

マグマは地殻の変動によって冷え固まり、これが岩石に変わってゆく過程で、 含まれている水分などを残液として分離しますがこの水分がマグマ、あるいはマグマから放出された水蒸気、その他のガスの作用で温められ、 さまざまな物質を溶かし込んで地表に出てきます。

これが、単純な原理による温泉の組成です。

地球内部の熱現象と、循環水の2つの要素が、温泉水のできる要因なのです。

しかし、実際にはマグマを熱源としない温泉もあります。

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